言葉とは
何となく、自分のために時間をゆっくり使いたくて映画を観た。
「愛を読む人」
ネタバレになってしまうかもしれないからアレなんだけど…
言葉について私の思う事。
私は言葉なんて関係ねー!と、基本思っています。でも生活するとなると、読めないと不便な事は多かったりします。
2005年、フランスに来た時、まったくフランス語が話せませんでした。勢いだけで来ました。英語で彼とは話してましたが流暢でもありませんでした。今、フランス語は話せますが、本当に書けません。言葉って、書けなくても喋れるんです。子供とか、そうでしょ。
ワカラナイ事が恥ずかしかったです。
多分、今も恥ずかしい。
最初は、「分からない」事だらけで、質問のしようがなかった。だって全部分からないんだもん。5年くらいは、大体カンで生きていた。
多分それくらいから、少しづつ分かってきたかも。話せるようになってきたけど、場面がかわれば、出てくる言葉も違い大変でした。
出産までの言葉とか、胎盤とか子宮とか…
その時、必要な単語は入って、必要なくなったら忘れていく。
多分、私は言語学習に向いてない…
12年のフランス生活で、日本語も怪しい。沢山の漢字が抜けた。それからカタカナ英語がよく分からない。難しい書類も、理解するのに、すごく時間がかかる。
そして英語を話そうとするとフランス語になる。w
もう何がなんだか!
ワカラナイコトを分かりません!と言える強さを身につけているかと思います。
そして、なんかよくわからないけど、何か分かる事もあります。
不思議です。
今の私には、すごく感動する映画でした。